創造性を極め、革新を生み出す。
― トップゲームクリエイターズ・アカデミー、
次なるゲーム開発の舞台へ。
文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業) | 独立行政法人日本芸術文化振興会
本事業について
ゲームソフトはプラットフォームの垣根がなくなり、グローバルでのリリースが当たり前となった今、日本のゲームクリエイターの在り方も大きく変化しています。
その状況変化を踏まえ、我が国においても再び世界で広く楽しまれるオリジナルのコンテンツの創出、それを制作できる人材を積極的に産業界に輩出していくことが重要です。
こうした中、文化庁の補助金により「文化芸術活動基盤強化基金」が(独)日本芸術文化振興会に設置され、次代を担うクリエイター等の挑戦・育成を支援することを目的とした事業「クリエイター等育成プログラム」が展開されることになりました。 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、この「クリエイター等育成プログラム」のゲーム分野の取り組みを担うために、世界で評価されるオリジナルのゲームIP・コンテンツを創出できる、優れたアイディアと技術力を持つクリエイターを育成する事業を、当協会の特性を活かした育成プログラム「Top Game Creators Academy(トップゲームクリエイターズ・アカデミー。以下「TGCA」という。)」として計画してまいります。
TGCAでは若手のクリエイターが、そのアイディアや技術力を最大限に活かしてゲーム制作ができるよう、優れた能力と実績を持ち合わせたクリエイティブアドバイザーやビジネスアドバイザーによる指導・助言によるスキルアップに加え、国内外のイベント出展を基軸とした世界デビューの後押しを実施します。
なお、このプログラムには受講料などはかかりません。公募により育成対象者を広く募り、育成対象者として選考された方々には無償で助言・指導を行います。また、イベント出展に必要となる交通費・宿泊費の経費も当協会が負担、出展に向けて必要なサポートも無償で行います。
プリンシパル
TGCAの目標となるクリエイターであり、
プログラムの監修を務めていただく
「Principal of TGCA」として、
株式会社レベルファイブ・
代表取締役社長/CEOである、
「日野 晃博」氏が就任。
説明会
TGCAの説明会は12月上旬をめどに、本サイトにてオンライン開催・公開いたします。
プログラム概要
現役クリエイターの伴走支援を受けて
魅力的なゲームを制作しよう!
TGCAでは若手のクリエイターがそのアイディアや技術力を最大限に活かして、グローバルで評価される作品を制作するために、伴走支援アドバイザーが全期間伴走しながらゲームクリエイターの育成を進めます。この体制により、制作に関する技術スキルだけでなく、ビジネスに関する知識やモノづくりの考え方・行動等についての学びの成長も進めます。
また、伴走支援アドバイザーは下記のような当協会の理事会社等で活躍する現役の国内大手企業在籍のクリエイターを中心に整えることとし、さらに伴走支援アドバイザーは専門領域ごとに複数人をアサインし、育成対象者の持つ強みを最大限に引き延ばせる環境を構築します。
ゲームイベントへの出展で世界を目指せ!
TGCAは「定められた期間にゲーム制作ができれば良い」プログラムではありません。2025年の東京ゲームショウ、そこからさらにステップアップして海外の見本市など、1人のクリエイターとして国内外の一流のイベントへの出展を目指すことで、リアルな体験を通さなければ得られないビジネスノウハウも身に着けていただくことを目標としています。
公募概要
日程
2024年11月 |
|
---|---|
2025年1月 |
|
2025年2月~3月 |
|
2025年3月 |
|
2025年4月 |
|
2027年3月 |
|
審査のポイント
応募内容の審査の際には下記のようなポイントで審査します。これらの要素をアピールできるような応募を期待しております。
-
熱意
応募者はゲーム開発に熱意があるか(2年間のプロ グラム参加のモチベーションが維持できうるか)
-
オリジナリティ
応募作品又は企画にはユニークな発想や観点が含まれているか。
-
将来性
応募作品又は企画には海外出展ができうるポテンシャルが含まれているか。
-
技術力
応募者自身にゲームを開発し、これを改良する能力が備わっているか。
-
その他
今までの経験、ビジネス面での経験など、プログラム参加に当たって特筆すべき能力を有しているか。
よくあるご質問
TGCAの実施体制に関すること
各アドバイザーにはCESAの会員企業のうち理事会社「カプコン、グリー、コーエーテクモゲームス、コナミデジタルエンタテインメント、スクウェア・エニックス、セガ、ディー・エヌ・エー、バンダイナムコエンターテインメントの8社(五十音順)」を始めとする各企業から、現役のクリエイターを中心に整える予定としております。具体的な参画者は今後発表します。また、育成対象者の専任メンターとして伴走るする方は、実際の育成対象者の制作の方向性等を踏まえたマッチングを行います。
参加料金(エントリー料金)は無料ですが、応募に必要な作品やデモ、書類の作成に当たっての機材等はご自身で負担ください。
※選考後の開発機材のPC等のレンタルは必要に応じて予定しております。
応募の条件に関すること
いいえ、制限はありません。
いいえ、そのような経験は必要ありません。
審査に関すること
いいえ、審査状況についてはお答えできません。審査結果につきましては最終的な結果通知までお待ちください。
10組(個人/チームの別によらず合計で10組)の選考を予定しています。
現役のゲームクリエイターを中心とした審査チームを組織する予定です。
TGCA実施期間中に関すること
いいえ、イベント出展によるノウハウを身に着けることを想定していますが、本件の基となる「文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)」の趣旨等も踏まえ、次代を担うクリエイター等の挑戦・育成を支援することがTGCAの目的にもなります。そのため海外のイベントへ出展することを確約等するものではなく、また、育成対象者の作品制作の進捗状況や社会情勢、最も効果的なプログラムの検討の観点から、講習会の実施時期や出展等を目指すイベントを変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
いいえ、TGCAで開発、出展を目指す作品の条件に「セルフパブリッシング/販売に向けて開発できる作品」であることが含まれますが、本プログラムではそのような作品の制作やブラッシュアップによるスキルアップを目指しており、「TGCAで開発したゲームをセルフパブリッシング/販売すること」が目的ではありませんので、それらを確約することはありません。また、実際にセルフパブリッシング等をする場合に要する経費もTGCAの支援対象とはなりません(TGCAの活動を通じてパブリッシャーとマッチングした結果による販売等は妨げません)のであらかじめご了承ください。
いいえ、TGCAは応募者の方の学業や業務の代わりに行うプログラムではなく、それらとの両立を目指しております。一定の講義等を予定していますが、毎週一定の時間を拘束するような想定はしておらず、TGCA参加をもって単位免除や短時間勤務等の打診をすることはできませんのであらかじめご了承ください。
問い合わせ
TGCAに関する最新情報のメールニュース配信をご希望の方はぜひメールニュースに登録ください。
その他、TGCAに関するお問い合わせは下記メールアドレスにご連絡ください。